調律の日記念 次世代ピアニスト達による饗宴
キタラ小ホールで、北海道出身の沢山の若手ピアニスト達との演奏会に出演してきました。皆さんとても素晴らしい演奏家の方々で、今回交流することができてとても嬉しかったです。 私はムソルグスキーの即興曲とショスタコーヴィッチの24の前奏曲とフーガより、24番を演奏してきました。
聴きにきてくれた友達にどうしてこの曲を選んだの?と聞かれましたが…。 普段あまり聴く事の無い曲ですが、私がかねてより演奏してみたいと思っていた曲です。何年か前にドイツで受けた音楽祭で、この曲を演奏したピアニストの演奏を聴いて凄く感動して、いつか私も弾きたいなと思っていました。その時私はブゾーニのシャコンヌを弾いたのですが、なんだかこの2曲、個人的に共通する部分があるなと思うのです。そんなこともあっていつか取り掛かってみたいと思い、今回演奏する事を決めました。ただこの曲、弾きようによってはお客さんを退屈にさせてしまう曲でもあり、様々な難しさがありました。 また何年か後、お客さんの前で演奏したいと思いました。