オーケストラでのコンサート~オペラ~
UNFでは、普段の授業は即興演奏、ソナタクラス、ピアノアンサンブル、スタジオクラス、そしてオーケストラを取っています。スタジオクラスとピアノアンサンブル以外は週に2回有り、それでなくとも全て演奏する事が主な授業内容なので、何かと忙しいです。
授業での1コマ
私はオーケストラの中のピアノパートを担当しています。そしてオケの一員として初めての本番は、なんとオペラでした。 アメリカの作曲家Kurt Weilの2時間程度のオペラです。音楽は全編ジャズ調。初めて楽譜を手にした時は手書きで見づらい上ジャズピアノなので不安がありましたが、普段師事していたピアノの教授はジャズピアニストでもあったので、この機会に勉強出来て良かったです。物語の中間あたりではピアノが大いに活躍する曲があり、技巧的なソロもあり、見せ場だったので力が入りました。 2日間にわたる本番。オケピットは想像以上に狭く、そこにスタインウェイのフルコンをどかんと置いたのでぎゅうぎゅう。私はピアノとチェレスタ(と言いながら電子ハープシコード)を演奏しました。 オケの音を聴きつつ指揮者も見て、更にピアノ奏者にとっては馴染みのない「自分が休みの間の小節をきちんとカウントしていなければならない」という事もあり、最初の内は常に気を張っていましたが、本番はそれでもその状況を楽しんで演奏する事が出来ました。